静岡県は10月30日、県内の医療機関に8月から入院している高齢者について、抗体検査の結果、日本脳炎に感染していることが判明したと発表しました。県内で日本脳炎の患者が確認されたのは、2016年10月以来7年ぶりです。
県によりますと、患者は県内在住で、発熱や意識障害により入院していました。発症前の期間に県外へは移動しておらず、県内で蚊に刺されたことにより感染したと推定されています。
日本脳炎は、感染しても、発症するのは100人〜1000人に1人とされていて、多くは無症状で終わります。しかし、発症した場合、潜伏期間は6〜16日間とされ、数日間の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が見られます。
発症者の死亡率は20〜40%で、小児や高齢者で死亡の危険性が高くなります。また、生存者の45〜70%に神経系の後遺症が残るとされています。
日本脳炎ウイルスは、豚の体内で増え、ウイルスを保有する豚から血を吸った蚊(コガタアカイエカ)が人を刺すことで感染します。人から人へは感染しません。コガタアカイエカは水田や沼地で主に発生し、日没後に活動が活発になります。
県では、豚の日本脳炎抗体保有状況を調査しており、2023年度に調査した豚80頭のうち、19頭に抗体が認められ、8月下旬以降の検査では、40頭中19頭に抗体が認められています。
県は、屋外で活動する際には、長袖・長ズボンを着用する、素足やサンダルを避けるなど、肌の露出を少なくし、虫よけ剤を使用するよう呼びかけています。
また、日本脳炎の予防接種は小児の定期接種として受けることができるため、接種対象者は、翌年の蚊が発生するシーズンまでに、早めの接種を検討してほしいとしています。
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