厚生労働省は、医療機関での薬などの治験を支援する会社に立ち入り検査を行い、薬など123件の治験で、データの改ざんなどの違反を確認したと発表しました。
医薬品医療機器法に基づく厚労省の立ち入り検査を受けたのは、東京・港区にある、薬の治験業務を支援する会社「メディファーマ」です。
厚労省によりますと、今年8月から9月にかけて立ち入り検査を行った結果、承認済みの25製品を含む薬と医療機器あわせて123件の治験で、データの改ざんなどの違反が確認されたということです。
これまでに健康被害の報告はなく、すでに承認されている薬や医療機器について、有効性に問題が生じるものはないということです。
厚労省は、「メディファーマ」が2012年の創業以来組織ぐるみで違反をしていたとみていて、「ここまで大規模な違反は前代未聞で極めて悪質だ」としています。
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