三幸製菓が荒川工場の火災後、稼働を停止している新崎工場と新発田工場について、6月下旬ごろから生産を再開する方針を決めたことが分かりました。
佐藤元保代表取締役CEOらが12日午後、遺族宅を訪れて説明しました。遺族への説明によりますと、新崎工場と新発田工場は消防の立ち入り検査と新潟労働局のパトロールが終わったことから、6月中旬ごろまで生産設備の点検や稼働テストを行い6月下旬ごろから生産を再開するとしています。
荒川工場については、火災があった建物を20日から解体し『7月下旬までに消防の立ち入り検査、8月初旬ごろに新潟労働局のパトロール』という計画を示しましたが、生産再開の時期は示しませんでした。
【遺族は】
「(佐藤CEOは)読むだけというか、遺族に対する気持ちがそこまで込められていないと、ちょっと思ったところもありました」
荒川工場の火災では、アルバイト清掃員の女性4人と男性社員2人の合わせて6人が死亡し、警察が業務上過失致死の疑いで捜査を続けています。
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