エンゼルスのミナシアンGMが24日(日本時間)のダブルヘッダー終了後に緊急会見を開き、大谷翔平(29)の現状を語り「(右ひじ靭帯に)断裂の部位がある。今季残りは登板しない」と、大谷は今季残り試合に登板しないことを明かした。

疲労蓄積のため、大谷は中13日でレッズとのダブルヘッダー第1試合に先発、1回は3者凡退に抑えたが2回、1アウトを奪うと3人目の打者の途中でベンチに首を横に振り合図を送った。すぐにネビン監督(52)とトレーナー、水原通訳がマウンドへ行き、短い会話を済ますと緊急降板となった。打者でも代打を送られ途中交代。

球団は「腕の疲労」での交代と発表し、第1試合終了後に検査を受けていた。ダブルヘッダー第2試合では「2番・指名打者」で出場し、第3打席では2ベースを放つなど5打数1安打だった。

ミナシアンGMは「手術が必要かどうかはまだ何も語られていない」と話した。