日本の防衛省内の機密性が最も高いコンピューターシステムにおよそ3年前、中国軍のハッカーが侵入していたと、7日、アメリカのワシントン・ポストが報じました。
ワシントン・ポストによりますと、2020年秋に日本の防衛省内の機密性が最も高いコンピューターシステムに中国軍のハッカーが侵入していたことをアメリカ国家安全保障局が把握したということです。
アメリカ政府高官が東京を訪れて日本政府に事態を伝え、日本側はその後、対応を取ったものの、サイバー対策は依然として十分ではなく、日米の防衛当局間の情報共有に支障となる可能性があるとしています。
2021年秋にも、アメリカ政府は「日本の取り組みの遅さを裏付ける新たな証拠を把握した」としていて、ワシントン・ポストはオースティン国防長官が「日本のネットワークの安全性が強化されなければ、高度な軍事作戦を可能にするデータ共有の強化が遅れる可能性がある」との考えを日本政府に示したと報じています。
浜田防衛大臣はこの報道について先ほど、「秘密情報が漏洩したとの事実は確認していない」と語りました。
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