■世界水泳選手権 競泳5日目(27日・マリンメッセ福岡A館)


6年ぶりの世界選手権に挑んだリオ五輪代表・今井月(22・バローHD)は、女子200m平泳ぎ準決勝に出場し、2分24秒68の全体9位で決勝進出を逃した。


2017年ブダペスト大会以来、不調に苦しみ、6年ぶりの世界選手権に挑んだ今井。予選を8位で通過し、「準決勝は最後の50m死ぬ気で泳ぎたい。2分22秒98のベストを更新できたら」と意気込んでいた。迎えた準決勝、前半を7番手で折り返した今井は宣言通りラスト50mで追い上げるレース展開に。順位を2つ上げ、2分24秒68の組5位でフィニッシュ。それでも上位8人が進む決勝へは0秒52及ばず、全体9位で準決勝敗退となった。


レース後「9番はすごく悔しい。思ったより上手く泳げなくて2分24秒かかると思っていなかったのでビックリしている」と振り返った今井。「レース前のアップで自分のペースに持っていけなかった。会場が寒かったり、プールの水が冷たかったり、そういう部分で上手く対応が出来なかった。初日会場に入ってすごく寒くて震えていて、なるべく会場に行かないようにして福岡大で練習をしていた」と国際大会ならではの苦労を明かし、インタビューエリアに訪れた際も防寒用のベンチコートを抱えていた。


6年ぶりに味わった喜びと難しさ。「大歓声の中入場して、改めて代表に入れてよかったなと思ったし、福岡の世界選手権で復活が出来てよかった。平泳ぎで世界と戦いたいと思わせてもらったので、もっともっと努力して戻ってきたい」と次を見据えた。


■今井月(いまい・るな)
2000年8月15日生まれ、身長166cm。岐阜県岐阜市出身、東洋大学卒業。
高校1年生でリオ五輪に出場し、200m個人メドレーで準決勝進出。2017年世界選手権では同種目5位入賞を果たした。その後は長く不調に苦しみ、日本代表の座から遠ざかっていた。今年4月の日本選手権で自己ベストの2分22秒98をマークし、6年ぶりの代表復帰を果たした。9月開幕のアジア大会にも出場予定。