■世界水泳選手権 競泳5日目(27日・マリンメッセ福岡A館)

世界水泳選手権の競泳5日目は、初代表、神奈川県出身の大学生3人が存在感を示した。女子200mバタフライでは三井愛梨(19・横浜サクラ/法政大学1年)が5位入賞。男子200m個人メドレーでは小方颯(20・イトマン港北/日本大学2年)が8位入賞。男子200m背泳ぎでは栁川大樹(21・イトマン港北/明治大学3年)が自己ベストを更新し、準決勝7位で決勝へと進んだ。

バタフライのニューヒロイン・三井愛梨 堂々の5位「すごく楽しめた」

女子200mバタフライ決勝では、初代表の三井愛梨(19・横浜サクラ/法政大学1年)が2分07秒15で5位入賞を果たした。前半を1分01秒26の最下位で折り返した三井だったが、「後半に自分の持ち味が生かせれば」と語っていた通り徐々に差を縮め、最後は隣を泳ぐデンマークの選手と同時にタッチ。2分07秒15で堂々の5位入賞を果たした。「準決勝と比べて歓声の大きさが全然違った。

日本開催ということもあってすごくそれを楽しめた」と初出場の舞台を噛み締めつつ、「(海外の)同年代の選手が結果を残していてやっぱり悔しい。この悔しさを来年に繋げたい」と力強く語った。

◆女子バタフライ200m結果

金メダル S.マッキントッシュ(カナダ)2分04秒06
銀メダル E.デッカーズ(オーストラリア)2分05秒46
銅メダル R.スミス(アメリカ)2分06秒58
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5位 三井愛梨 2分07秒15

小方颯 200m個人メドレー 8位入賞 「幸せだった」瀬戸大也は6位

初代表ながら予選、準決勝と自己ベストを更新してきた小方颯(20・イトマン港北/日本大学2年)は、1分57秒82で8位。「全然思い通りに行かず、準決勝から0秒8落としてしまった。自分に注目を集めるためには自分が強くならないといけない。今後こんなに大きな歓声を受けることは今後の水泳人生でないと思うので幸せだった」と憧れの瀬戸と泳いだ大舞台を振り返った。

予選、準決勝、決勝と国際大会を3レース戦い抜いたのは今回が初めて。全てのレースを怪物・L.マルシャンと同じ組で泳いだが、「(マルシャンの)凄さを目の前で、一緒の組で体感した。スゴいのひと言で終わらせてはいけない」と話した。

また、準決勝6位通過の瀬戸大也は、1分56秒70の6位。400mに続くメダル獲得とはならなかった。レース後瀬戸は「絶対的なスピードが足りない。練習はできていたが、その分スピードが上がっていない」と反省。「自己ベスト(1分55秒55)が出ていないので、アジア大会もしっかりやりたい」と9月開催のアジア大会へ気持ちを切り替えた。

◆男子200m個人メドレー結果

金メダル L.マルシャン(フランス)1分54秒82
銀メダル D.スコット(イギリス)1分55秒95
銅メダル T.ディーン(イギリス)1分56秒07
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6位 瀬戸大也 1分56秒70 
8位 小方颯 1分57秒82

栁川大樹 200m背泳ぎ 7位で決勝進出 「負けられない」同窓・小方颯から刺激

男子200m背泳ぎ準決勝では、大学3年生の栁川大樹が1分57秒23の7位で決勝進出を決めた。予選13位通過だった栁川は、準決勝で自己ベストを0秒16更新。順位を6つも上げた。レース後、「ラップタイムを見てもいいレースが出来たと思う。初めて一緒に泳ぐ海外選手が沢山いて楽しかったです」と目を輝かせた。

また、「昨日小方のレースを見て、こいつやっぱすげえなと思った。自分も負けられない、やってやろうと思った」と同じスイミングクラブで練習をする1つ年下の小方颯に刺激を受けたことを明かした。決勝では「1分56秒台を出したい」と力強く宣言した。

(写真は三井愛梨選手)