福島を代表するモモ。福島市の市場では、県オリジナル品種「はつひめ」の初競りが行われ、過去最高額となる15万円で落札されました。

29日朝、福島市の公設地方卸売市場で行われたのは、県のオリジナル品種、早生種のモモ「はつひめ」の初せりです。福島地区と伊達地区の16玉5キロ箱、2ケースがそれぞれ過去最高額の15万円で競り落とされました。

今年の「はつひめ」は春先の天候に恵まれたため、色づきや甘さも十分で大きさも平年並みだということです。

JA全農福島県本部長・渡部俊男さん「びっくりしました。過去最高価格ということですので、福島のモモを食べてファンになっていただいて、産地が盛り上がればと期待しています」

今年の出荷量は去年とほぼ同じ、およそ1万トンを見込んでいて主力品種の「あかつき」は、7月15日に出荷が始まるということです。

こうしたなか、29日、県産の果物を広くPRするミスピーチが、TUFを訪れました。ミスピーチは7月には関東や九州などで福島のモモのPRをする予定だということです。

ミスピーチ・斎藤澪さん「福島県産のおいしい果物の魅力を、生産者の皆様の思いを、一人でも多くの方々に知っていただけたらと思っています」

ミスピーチ5人「甘くてジューシー!福島のモモとってもおいしいー!」