物価高の影響を受ける学生を経済的に応援しようと、コロナ療養者向けの生活支援物資が仙台市内の大学で無料配布されました。

無料配布されたのは、パックごはんやトイレットペーパー、レトルト食品など19品が入った食糧品や日用品の詰め合わせです。仙台市青葉区にある東北文化学園大学では、約400人の学生が行列を作り1人ひとりに生活支援物資が手渡されました。

物資は、県が提供する新型コロナの自宅療養者向けのものでしたが、5類移行に伴い配布が終了したため在庫となっていました。配布会は、物価高の影響を受け仕送りの減少やアルバイト時間の増加などで苦労する学生を応援しようと、開かれました。

学生:
「仕送りはあるんですけど、やっぱりきついなという部分があるのでこういうのは本当にありがたいです。」

学生

学生:
「めっちゃありがたいです。必要なものがたくさん入っているので。」

学生

東北文化学園大学 加藤由美学生部長:
「昨今の物価高の中で、学生さんたちの生活をサポートするという意味で、この取り組みを行いました。」

大学は2000セットを用意していて配布会は23日も開かれます。