刑務官が受刑者に暴行を繰り返していた問題を受け、名古屋刑務所が刑務官へのボディカメラの装着を試験的に始めたことがわかりました。
名古屋刑務所では去年、刑務官22人が受刑者3人に対し暴行などを繰り返していたことが発覚し、関わった刑務官13人が特別公務員暴行陵虐容疑などで書類送検されました。
法務省ではきょう、門山宏哲法務副大臣が全国の刑務所や拘置所の施設長を前に、再発防止に努めるよう呼びかけました。
記者
「今回の件を受けて、名古屋刑務所ではボディカメラが試行的に導入されています」
一方、名古屋刑務所で試験的に導入されていることがわかった「ボディカメラ」は、体に装着して行動を常時録画できるもので、“刑務官の不適切な行動を防ぐ狙い”があるとみられます。ボディカメラはこれまで女子刑務所などで使用されていましたが、暴行問題を受けて対象を拡大した形です。
法務省で今月中に取りまとめる予定の「再発防止策」では、他の施設で導入することも検討されています。このほか「再発防止策」の議論では、職員研修の見直しなど幅広い対策が検討されているということです。
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