JR西日本は、新幹線の車内でオンライン会議などができる「ビジネスブース」を試験導入していて、19日に報道陣に公開しました。
ビジネスブースが試験導入されたのは、山陽新幹線の車両N700Sです。7号車と8号車の間にあった喫煙ルームを改造し、テーブルと椅子、コンセントを設置。通信容量が、これまでの2倍のWi-Fiが無料で利用できます。
RKB三浦良介
「テーブルはパソコンが使いやすいように、やや高めになっています。さらに、個室になっているので、ほかの乗客に気兼ねなく電話やオンライン会議をすることができます」
予約は座席にあるリーフレットのQRコードをスマートフォンで読み込み、専用サイトにアクセスして行います。利用時間は最大30分、料金は当面の間無料で、1グループ2人まで同時に利用できます。
JR西日本新幹線企画部 中里康祐課長
「WEB会議であるとかテレワークといった、場所にとらわれない働き方が進んでいる。移動時間も場所にとらわれず働ける、そういった環境を提供していきたい」
ビジネスブースは現在1編成のみ導入されていますが、今月中には3編成に増やす予定です。JR西日本は、利用状況を見てさらなる拡大も検討したいと話しています。
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