入管法改正案が審議されるなか、難民認定を申請している外国人などが野党のヒアリングに出席し、「人権を守ってほしい」と法案の廃案を訴えました。
イラン出身・難民認定申請中のサファリさん
「どうしても自分の国に帰すつもりでいるみたいです。やっぱり夜も眠れない。本当に怖くて怖くて。人権は守ってほしい。私たちも人間だから」
野党のヒアリングに出席したのは、難民認定を申請している外国人など5人です。
イラン出身のサファリさんは、政治的な理由で身の危険を感じたため、およそ30年前に来日。これまで2回、難民認定の申請をしたものの認められていません。
サファリさんは現在、3回目の申請をしていますが、入管法が改正された場合、相当な理由が明記された新たな資料を提出できなければ、強制送還されるおそれがあります。
サファリさんは、入管法改正案の審議が進む現状について「夜も眠れない」と話し、「人権を守ってほしい」と、入管法改正案の廃案を訴えました。
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