西村経済産業大臣はIAEA=国際原子力機関の事務局長と会談し、原発から出る処理水の海洋放出について、「IAEAから繰り返し評価されることは国内外の理解を得る上で非常に重要だ」と述べました。
西村経済産業大臣
「アルプス処理水の安全性については、放出の開始前、放出中、放出後、長期にわたり、IAEAから繰り返し評価をいただくことは、国内外の理解を得る上で非常に重要」
西村大臣は20日、IAEAのグロッシ事務局長と初めてオンラインで会談し、このように述べました。
処理水の海洋放出をめぐっては、今年夏頃までの海洋放出が見込まれていますが、近隣諸国からの反発もあり、日本政府から要請を受けたIAEAが処理水の安全性について検証を進めています。
会談で西村大臣は、「処理水の安全性の検証を厳正に進めていただいている」として感謝の気持ちを伝えたうえで、国際社会に透明性の高い情報を発信するよう求めました。
一方、IAEAのグロッシ事務局長は処理水の放出後も含めて検証を続けることを確認し、自身が6月頃に予定している訪日にあわせて西村大臣と直接議論する考えを示しました。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
