カンボジアを拠点に日本にウソの電話をかけていた特殊詐欺グループ19人について、JNNの取材に応じた現地当局の幹部は「捜査に協力せず、取り調べに対して何も答えなかった」と述べました。
カンボジア南部・シアヌークビルのリゾートホテルを拠点としていた日本人19人は、都内の女性に「有料サイトの未払い料金がある」などとウソの電話をかけ、電子マネー25万円相当をだまし取った疑いがもたれていて、警視庁が逮捕状をとっています。
日本大使館からの要請で今年1月にホテルを捜索したカンボジア当局の幹部がJNNの取材に応じました。
カンボジア当局の幹部
「部屋からはパソコンや携帯電話などが数点見つかりましたが、彼らは警察に対してパソコンのパスワードを隠していました。私たちはすぐに犯罪を特定することができなかったのです」
当局の監視下に置かれた日本人19人は捜査に協力することなく、取り調べに対しても沈黙を貫いていたといいます。
カンボジア当局の幹部
「容疑者たちは私たちに協力的ではありませんでした。(ここで何をしているのかなど)何を聞いても何も答えてくれませんでした」
カンボジア当局はその後、19人の身柄を首都・プノンペンの収容施設に移送。押収した携帯電話などを詳しく解析したところ、詐欺に関与した疑いが強まったということです。
当局によりますと、カンボジアで日本人のグループが特殊詐欺事件で摘発されたのは初めてとみられていて、警視庁は今週にも19人を日本に移送して逮捕し、実態解明を進める方針です。
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