4月1日午後2時半ごろ、富山県射水市にあるアルミ加工の事業所で、従業員が電気溶接機を使ってドラム缶を切断していたところ、ドラム缶が爆発する事故がありました。

切断途中でフタを開けたような状態になったドラム缶

この事故で、作業にあたっていた49歳の男性従業員が、頭の骨などを折り、重傷とみられます。警察によりますと、男性は屋外で1人で作業していて、作業所内にいた別の従業員が爆発音を聞いて外に出たところ男性が倒れているのをみつけ、通報しました。

男性は鉄製のドラム缶が不要になったため、くず入れとして利用しようと考えて電気溶接機でドラム缶を切断、その際にドラム缶が爆発したということです。現場には、そのドラム缶が残されていました。

切断していたドラム缶は「洗浄剤」が入っていたものだということですが、作業当時にドラム缶の中に何が入っていたかはわかっておらず、警察が詳しい事故原因を調べています。