福島県福島市の小学校で26日、閉校式が行われ、149年の歴史に幕を閉じました。

福島市飯坂町にある中野小学校の閉校式は、地元の人たちが開いたもので、福島市の木幡浩市長をはじめ、児童や卒業生などおよそ140人が参加しました。式では、児童から福島市に校旗が返還されました。

中野小学校は明治6年の創立で、市内で最も長い歴史をもつ小学校の一つですが、少子化で児童数の減少が続き、この春から飯坂小学校に統合されます。

式の最後には出席者全員で校歌を歌い、思い出の詰まった学び舎に別れを告げました。県によりますと、県内では今年度、7つの小学校が閉校します。