青森県蓬田村にある農場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。県はこの農場で飼育している約33万羽のニワトリの処分を開始して、24時間体制で拡大を防ぐための措置を講じています。

※青森県農林水産部 赤平 次郎部長
「本日、今季県内3例目、国内81事例目の高病原性鳥インフルエンザが発生しました」

高病原性鳥インフルエンザが発生したのは、蓬田村で採卵鶏を飼育している農場です。この農場では23日、死ぬニワトリの数がいつもより多かったため県による簡易検査が行われ、その後の遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。この農場で飼育しているすべてのニワトリ約33万羽が処分されることになります。

※三村 申吾知事
「今シーズンは青森県を含め、全国で本病が相次ぎ発生をし、県民の皆様の不安が高まっていることと思いますが、県では全回の事例と同様に防疫措置を着実に進め早期の終息に万全を尽くしてまいります。」

県は24時間体制で1日あたり延べ240人の職員を動員するほか、自衛隊に災害派遣を要請してニワトリの処分を進めていますが、完了までは8日程度かかる見込みです。

※須崎 蓮 記者
「こちらは養鶏場から3キロメートルほど離れた地点です。作業員が消毒用の液体を車両に吹き付けています。」

鳥インフルエンザの発生に村の人たちからは驚きの声が聞かれました。

※蓬田村民
「びっくりしてます。今までなかったんだけど、ついに蓬田まで来たかという感じ」
「今まで(鳥インフルエンザに)ならなかったのが幸いで、いつ蓬田まで来るかと思っていたけど。ついに来たかという感じ」

県は発生した農場周辺の5か所に消毒ポイントを設置し通行する車両の消毒を行っているほか、半径10キロ以内にあるほかの農場を対象に鳥や卵の移動や持ち出しの制限といった対応で感染の拡大を防ぎたいとしています。