岸田総理は徴用工問題をめぐり、韓国政府が解決策を示したことについて「健全な関係に戻すためのものとして評価している」と述べました。

岸田総理
「日韓関係を健全な関係に戻すためのものとして評価しております」

徴用工問題をめぐる韓国政府の解決策について岸田総理はこのように述べた上で、歴史認識に関して「1998年の日韓共同宣言を含め、歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と強調しました。

また、2019年から日本が韓国に対して行っている半導体関連材料の輸出規制について、見直しに向け、日韓当局間で「しっかり進めてもらいたい」と述べました。

そして「今後とも尹大統領と緊密に意思疎通を図っていきたい」と述べ、今月後半にも尹大統領が来日する形で首脳会談を行うことを検討しています。