トルコ・シリアを襲った大地震で、死者が両国あわせて3万7000人を超えました。シリアを訪問した国連のグリフィス事務次長は、救助の段階は終わりに近づき、被災者への支援が急務だとの見方を示しました。
地元メディアによりますと、地震によるトルコの犠牲者は3万1600人以上となり、隣国シリアとあわせると3万7000人以上が亡くなったことになります。救助活動は続いていて、ロイター通信によりますと、トルコ南部のハタイで地震発生から182時間後に13歳の少年が救出されたということです。
国連・人道問題調整事務所 グリフィス事務次長
「瓦礫の中から生きている人々を救助し、亡くなった人々を見つけるという救助の段階が終わりを告げようとしている」
内戦で激しい戦闘が繰り広げられたシリア北部アレッポを訪れた国連のグリフィス事務次長は13日、「長年、多くの被害を受けてきたアレッポでさえ、今回の地震は人々が経験した最悪の出来事だった」と話しました。
そのうえで、トルコとシリアを襲った大地震について「救助の段階は終わりに近づいている」「喫緊の課題は住居や食料、教育、精神的なケアの支援に切り替わっており、それを提供することが私たちの義務だ」と強調しました。
また国連は、シリアでの支援を北西部の反体制派支配地域へ移行させていく方針だとしました。
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