第51回全日本実業団ハーフマラソンが12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われ、男子は三菱重工のルーキー・近藤亮太(23)が日本勢トップの3位でフィニッシュした。タイムは自己ベスト(1時間02分35秒)を大幅に上回る1時間00分32秒(速報値)。

優勝は愛知製鋼のジョセフ・カランジャ(23)で、タイムは1時間00分25秒(速報値)。

序盤は前回優勝者の林田洋翔(21・三菱重工)をはじめ、今江勇人(25・GMOインターネットグループ)らが先頭集団の前の位置でレースを進めていった。

5キロを14分30秒を少し超えるペースで通過。カランジャが徐々にペースを上げていき、10キロを28分51秒で通過すると、折り返し地点を過ぎてから日本勢は林田、砂岡拓磨(22・コニカミノルタ)らが先頭を引っ張り、後半のスパートへ集団は14人に絞られていった。

14キロ過ぎからカランジャら外国人選手がペースを上げていくと砂岡、佐藤悠基(36・SGホールディングス)が後ろについていき、先頭は15キロを43分12秒ほどで通過。再びカランジャがギアをチェンジして前に行き、集団との距離が広がっていった。

レースは18キロ過ぎ、先頭のカランジャから10秒ほど遅れた2位集団に三菱重工の近藤も食らいついていった。ゴールの競技場が近づく中、今江が前に出ると20キロ過ぎから近藤、佐藤、茂木圭次郞(27・旭化成)も離れずついていき、最後のスパートへ。

トラック勝負に入ると、日本勢は近藤がトップで競技場に入りそのままスピードを切らすことなく、自己ベストを大幅に更新するタイムでゴールした。連覇を狙った林田は11位、長距離界レジェンドの佐藤は7位。

レース後、近藤は「率直にうれしい気持ちです。1月にニュージーランドでマラソン組との練習で足づくりはできていた。最後までいけば足は持つという自信があったので、自分の想定どおり、力を出せたレースとなったと思います」と振り返った。ルーキーとして今後の目標について「先輩のあとを追って、自分もマラソンで成功できるような選手になりたい」と意気込んだ。

【山口ハーフマラソン男子結果】※速報値
優勝 ジョセフ・カランジャ(愛知製鋼)1時間00分25秒
2位 マゴマ・ベヌエル・モゲニ(旭化成)1時間00分32秒
3位 近藤亮太(三菱重工)1時間00分32秒
4位 茂木圭次郎(旭化成)1時間00分33秒
5位 今江勇人(GMOインターネットグループ)1時間00分33秒
6位 ムソニ・ムイル(JR東日本)1時間00分34秒
7位 佐藤悠基(SGホールディングス)1時間00分35秒

※ハーフマラソン日本記録は1時間00分00秒