書道家や、書道教室に通う子どもたちの作品の展示会が、高知市で開かれています。

「筆の友書道会展」は、1963年から夏に開かれていて、2026年で57回目を迎えました。会場には「筆の友書道会」の師範が手がけた力作、およそ130点が並びます。

書体は楷書から草書まで様々で、濃淡がある墨汁の種類によって、異なる作品の表情が楽しめます。

2026年、最高賞である理事長賞を受賞したのは、師範最高齢・92歳の唐岩碧水(からいわ・へきすい)さん。手がけた作品は、縦の長さがおよそ1.2mあり、唐の詩人・李白(りはく)の有名な漢詩「洞庭湖(どうていこ)」を書いていて、迫力があります。

◆筆の友書道会 吉岡康雄 専務理事
「濃いところと薄いところの組み合わせ、それが字の全体のバランスを作るので、よくできていると思います。最初に小さな紙へ草稿を練って、それから書き始めます。書き始めても途中で何度もやり直しをして、また案を練り直しながら作品を仕上げていく。仕上げるには何百枚も書いていると思います」

◆筆の友書道会 吉岡康雄 専務理事
「書道は分かりにくいと言われるので、きれいな線だ、強い線だ、美しいな⋯と思うだけでいいです。会場で書道を楽しんでもらいたいと思います」

会場には、幼稚園児~高校生まで2000点以上の作品も、合わせて展示されています。書道展は8月9日まで、高知市文化プラザかるぽーとで開かれていて、入場は無料です。