アメリカのIT大手アップルは、チャットGPTを手掛けるオープンAIがハードウェア市場への参入を加速させるため、アップルの企業秘密を組織的に盗み出したとして提訴しました。

訴状によりますと、アップルは、オープンAIに転職した元アップルの社員が、退職後にアップルのネットワークに侵入し、未発表製品に関する機密情報を大量にダウンロードしたなどと主張しています。

また、オープンAIがアップルから転職した別の社員の知識を悪用し、取引企業をだまして機密の金属加工をさせていたなどとして、不正は組織的だったと訴えています。

アップルは「オープンAIは数十年にわたるイノベーションにただ乗りするため、不正に手を染めた」などとして、機密情報の使用差し止めや損害賠償を求めています。

一方、オープンAIは「他社の機密情報に関心はない。引き続き、革新的な技術の開発に注力する」とコメントしています。