手足や口の中などに、水疱を伴う複数の発しんがでる感染症「手足口病」の患者が増加しています。

高知県によりますと、6月29日から7月5日までの1週間、県内の小児科定点医療機関あたりの手足口病患者の報告数は6.58となり、警報値である5.0を超えました。

手足口病は、感染してから数日後に2~3ミリの水疱(発しん)が見られ、発症した人のうち約3分の1が発熱します(38℃以下の場合がほとんど)。多くの場合、数日間で自然に治るものの、まれに合併症を起こし、重症化することがあります。夏を中心に毎年発生し、2歳以下が半数を占めますが、小学生でも流行的発生が見られるということです。

感染経路としては「飛沫感染」、「接触感染」のほか、便と一緒に排泄されたウイルスが口に入り感染する「糞口感染」が知られていて、特に乳幼児が集団生活をする保育施設や幼稚園などで注意が必要です。

高知県は、これからさらに患者数が増加するおそれがあるとして、
・外出後の手洗いを徹底すること
・タオルの共有を避けること
・排泄物の適切な処理を行うこと
など基本的な感染対策を徹底するとともに、高熱が2日以上続く、嘔吐するなどの症状がある場合は、医療機関の受診を検討するよう呼びかけています。