36日間、短い学校生活に幕です。6月に山口県上関町の小学校に入学した地元特産のマダイとクルマエビが8日、卒業しました。

上関小学校を卒業したのは、マダイとクルマエビ合わせて14匹です。入学したのは6月3日。3、4年生の児童が1人1匹ずつ、大事に育ててきました。

卒業式でまず行うのは…身体測定です。

入学したときに比べて、体長は平均でマダイが3倍以上の8.4センチ、クルマエビは4倍以上の6センチに成長しました。

36日間の学校生活を終え、卒業証書を渡されたマダイとクルマエビ。いよいよ旅立ちです。

児童
「海に帰っても私たちのこと忘れないでください。元気でね、さようなら」

この取り組みはふるさとを愛する心を育もうと、県光・熊毛地区栽培漁業協会が行っていて、今年で6回目となります。

児童
「入学式のときよりももっと大きくなってほしいと思って育てました」
「ちょっと悲しい…もっと大きくなって海の子たちと仲間になってほしい」

県光・熊毛地区栽培漁業協会 谷村誠児 事務局長
「たくさんのことを学び、大きな経験を積んでくれたと思うので、これからの人生に役立ててほしいなと思います」

児童は、協会が育てたものも含めおよそ2000匹を放流しました。