ロシアの大統領補佐官は、プーチン大統領とアメリカのトランプ大統領が電話会談し、ウクライナ情勢などについて協議したと発表しました。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、プーチン大統領がトランプ大統領と4日、電話会談し、アメリカの独立記念日への祝意を伝えたと発表しました。

会談はおよそ1時間半行われ、ウクライナ情勢についても協議したとしています。

ウシャコフ氏によりますと、トランプ大統領はロシアとウクライナの戦闘の早期停止と平和的解決策の模索のため、「支援の用意があると改めて表明した」ということです。

また、トランプ氏がプーチン氏に対し「ウィトコフ特使と娘婿のクシュナー氏をモスクワに派遣する用意があると伝えた」としています。

一方、プーチン大統領はウクライナでの戦況について、「ロシア軍が自信を持って進軍し、次々と集落を解放している」と説明。ロシア側が主張しているウクライナ東部ドネツク州の要衝コスチャンチニウカの制圧について、ドネツク州全域の掌握への「重要な一歩」と強調したということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領もSNSで、トランプ大統領と電話会談を行ったと明らかにしました。アメリカの独立記念日への祝意を伝えたとしたほか、これまでの支援への謝意も改めて表明。「戦争の終結への現実的な見通しがあり、アメリカの決意は断固たるものだ」と強調しました。

また、7日からトルコの首都アンカラで開催されるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議で「議論を続けることに合意した」としています。