ADHD=注意欠如・多動症の治療薬の供給不足を受け、厚生労働省は、薬局同士での治療薬の在庫のやり取りを特例的に認めることを明らかにしました。

ADHDの治療薬「コンサータ」は、不注意や多動性の症状を改善するとされていますが、依存性のリスクがあることから、薬局同士の譲渡が認められていません。

ただ、ADHDの認知度が高まったことから患者数が増え、「コンサータ」の供給不足に陥っていることから、厚労省は、流通管理システムに登録された薬局同士で、在庫のやり取りを特例的に認めると明らかにしました。

特例措置は供給不足が解消するまでの間で、上野厚労大臣はきょう、「7月中旬をめどに特例的に譲渡、譲り受けを認める方向で準備を進めていきたい」などと述べました。

「コンサータ」をめぐっては、今年5月、患者団体が薬局同士の在庫の譲渡などを認めるよう厚労省に要望していました。