市販薬と成分がほぼ同じ「OTC類似薬」の自己負担上乗せが来年3月から始まることを受け、厚生労働省は今月下旬にも、具体的な制度を決めていく検討会を開くことを明らかにしました。今年秋頃に取りまとめる方針です。

医師の処方箋が必要な「OTC類似薬」は、市販薬と成分などが同じ薬で、先月、改正健康保険法などが国会で成立したことから、来年3月から、77成分、およそ1100品目を対象に、薬剤費の25%が料金に上乗せされます。

厚労省はきょう(18日)、具体的な制度を決めていく検討会を今月下旬にも開くことを明らかにしました。

検討会では、医師や薬局の関係者らが集まり、「OTC類似薬」と市販薬で同じ成分にもかかわらず、効能効果が異なる部分の確認や、自己負担の上乗せを求めない患者の対象などを決めていくということです。

これまでに、がん患者や難病患者などに対しては追加負担を求めないとしています。

追加負担の対象には、▼解熱鎮痛剤の「ロキソニン」や▼保湿剤の「ヒルドイドゲル」、▼抗アレルギー薬「アレグラ」などが含まれていて、厚労省は検討会などの議論も踏まえ、今年秋頃に具体的な制度を取りまとめる方針です。