台湾を訪問している蒲島 郁夫(かばしま いくお)熊本県知事は、1月12日に半導体製造大手TSMCの本社を訪れ、TSMCの県内進出にあたり 県側の受け入れ体制を説明しました。
TSMCの県内進出をきっかけに台湾とのビジネス交流を進めようと台湾を訪れている蒲島知事は、12日にTSMCのワイエイチ・リャオ副社長たちと面会しました。
蒲島知事は、面会後記者団に内容を問われると「経済安全保障の一翼を担いたいと思い、県内に半導体関連企業の集積を進めている」と強調しました。また、台湾から熊本を訪れる従業員の住宅や子どもの教育環境の受入れ体制を説明したほか、人材確保などの取り組みについても伝えたということです。
蒲島 郁夫 熊本県知事
「熊本に対する愛情も感じましたし、とても良い関係が築けるのではないかと確信しました」
TSMCが菊陽町で建設を進める工場は2024年末の出荷開始を目指していて、およそ1700人の雇用を見込んでいます。
