2021年7月の土石流災害で被害を受けた静岡県熱海市の伊豆山港周辺の海を復活させようと、海藻を養殖する取り組みが始まりました。
「カジメ」と呼ばれる海藻は、アワビのエサになり、海の環境を守る「海中の森」の役目を果たします。1月10日は、熱海市の伊豆山港で、地元の漁師がカジメの苗床となるコンクリートブロック25個を港の底に丁寧に沈めていきました。
伊豆山港の周辺は、良質なアワビが獲れる漁場ですが、近年の環境の変化や2021年7月の土石流災害による土砂の流入で海藻が枯れ、問題となっていました。そこで、伊豆山漁業会と県の水産海洋技術研究所がアワビの漁場を復活させようと取り組んでいます。
<伊豆山港の漁師 松本早人さん>
「今回の災害で海の水の大事さを学んだので、海藻が海をきれいにしたりとか魚を増やしたりする大切さを学んで、港で皆さんに恩返しができたらと思います」
カジメの胞子が付着する2023年の秋ごろをめどにブロックを沖合に移動させ、順調に行けば、1年後には50cmほどに成長するということです。
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