瀬戸内海で漁獲量が減少がしているイイダコを増やそうという取り組みです。高松市庵治町の沖合で、漁業者らがイイダコの卵を放流しました。

貝殻の中に卵が産み付けられたイイダコの「産卵床(さんらんしょう)」です。メスのイイダコと貝殻を一緒に育て、1つに約200から300粒の卵が入っています。

香川県では、近年、イイダコの漁獲量は回復傾向ですが、この20年の推移では50分の1ほどです。県と漁協が水産資源を守ろうと取り組んでいるもので、産卵床123個を、ふ化後に隠れるシェルターと一緒に放流しました。

(庵治漁協底曳網漁業部会 額田善光部 会長)
「20年ほど前までの回復は不可能だと思いますが、50~60トンぐらいまで(漁獲量が)回復できたら」

放流した卵は今月(5月)下旬ごろにふ化する見込みで、県は、取り組みの効果を定期的に追跡調査する予定です。