北海道内でも需要が高まっている夏のエアコン。購入や買い替えを考えている人もいますが、来年に迫るエアコンの『2027年問題』みなさん、ご存じですか?
伊藤千智記者
「エアコンの出番が近づいてきていますが、今年は2027年問題もあり、少し様子が違うといいます」
札幌の家電量販店です。売り場で目に付くのは…「2027年度」の文字。
国は、2027年4月に家庭用エアコンの省エネ基準を引き上げることにしていて、その分「エアコンの価格が上がるのでは?」といわれているのです。
ヨドバシカメラマルチメディア札幌 エアコン担当 清水学さん
「コンプレッサーなどの部品がいいものを使わないと電気代を下げられない。そのため値段が上がると予想される。ほぼ同じ性能で新基準のもの(の価格)が3万円くらい上がっているので」
売り場には、すでに新しい基準を満たすエアコンも並びますが、「今のうちに旧型モデルのエアコンを安く購入したい」と考える客もいて、3月から問い合わせが増えています。

客
「2027年問題があるので今年買い換えようと思って。毎日使うならあれだけどやはり北海道なら夏の間。短時間でいうとやっぱり今安い方がちょっと心惹かれる」
「節電効果があるから高くなる、その分高いの買って、節電で電気代で本体価格高いのペイできるのか」
「(エアコンは)必須。生きていられない。生活必需品になってきている」
資源エネルギー庁によりますと、省エネの「2027年度基準」を満たしたエアコンの電気代は、一般的なリビングの広さの「14畳用」なら年間で1万2600円の削減。
エアコンの平均的な使用年数は「14年」といわれているので、トータルでみると、約18万円節約できる計算です。
資源エネルギー庁は、エアコン本体の価格だけを見るのではなく、省エネ性能が上がることで電気代が安くなることも考えて購入を検討してほしいとしています。
では、一番の問題。エアコンの購入タイミングはずばり、いつ?

ヨドバシカメラマルチメディア札幌 エアコン担当 清水学さん
「工事業者も埋まってきてしまうし、全国的に暑いと業者もエアコンの納期がどんどん延びてしまうので結局お客様を待たせることになってしまいますので『まだちょっと涼しいな』というタイミングで買うのがいい」
2026年の夏も、暑くなりそう。こちらの量販店では、2025年の夏、客が殺到したため、2026年は売り場面積を広げて対応するということです。
堀啓知キャスター:
「エアコンですが、何年か使えば、本体価格が高かったとしても省エネ効果と差し引いて、トータルで安くなるケースがあるかもしれないということです。ただ一方で、「電気代がじゃあ、このまま同じなんですか?」と言うと、どうなんでしょうか。今、世界情勢が一気に1年で変わりますので、確約もできないかなと思いますが…。
省エネ効果の高い物っていうのは良い部品が使われているんだなって、それは確かなのかなと思います。この売り場のエアコンは、どんどん今新しい基準の商品に置き換わっていくので。今回取材したヨドバシカメラは、「今のうちに購入すると豊富な在庫から選べるので、お薦めだ」と話していました。














