太平洋戦争末期にアメリカ軍の空襲で亡くなった動員学徒を慰霊する集いが9日、山口県岩国市の岩国高校でありました。

今の和木町と岩国市にあった岩国陸軍燃料廠は、太平洋戦争末期の昭和20年5月10日、アメリカ軍の爆撃に遭い350人以上が亡くなりました。学徒動員で働いていた旧岩国高女の生徒ら12人も含まれています。

慰霊碑は若くして戦争で命を落とした友をしのんで1972年に同級生が建てたもので、6年前から生徒会が献花の集いを開いています。

岩国高校生徒会長 河村昇悟さん(3年)
「世界では今なお争いが続き多くの人々が不安や苦しみの中で生活しています。この現実は平和が決して当たり前のものではないことを私たちに強く問いかけています」

「先輩たちの苦しみや悲しみに思いを寄せて語り継いでいくことが今を生きる自分たちの責任」と追悼しました。

岩国高校生徒会副会長 松岡優衣さん(3年)
「自分の生活から全然想像できないことだから想像するのは難しいけど、でもそういう悲しいことがあったということを忘れないのはとても大切だと思いました」

生徒たちは平和への誓いを新たにしていました