研究目的で持ち出され、イギリスの博物館に保管されていたアイヌ民族の遺骨7体が約160年ぶりに北海道の地に帰ってきました。

返還されたのは1865年に北海道南部の八雲町で発見され持ち出された成人の遺骨など7体で、8日午前10時半、遺骨をのせた航空機が新千歳空港に到着しました。

遺骨は研究目的としてイギリス・ロンドンの博物館に保管されていましたが、日本政府の働きかけで、5日に返還されました。

北海道アイヌ協会 大川勝理事長
「本当に涙が込み上げるような思いをしました。連れ帰れてありがたいなという心でいっぱいです」

遺骨は白老町の「ウポポイ」の慰霊施設に保管され、今後、アイヌの団体から要請があれば返還を検討するということです。