■MLB アストロズ2ー1ドジャース(日本時間6日、ダイキン・パーク)

ドジャース大谷翔平(31)が敵地でのアストロズ戦に今季3度目となる投手のみで出場し、今季最長7回、89球を投げて、被安打4(被本塁打2)、奪三振8、四死球1、失点2(自責点2)。今季登板した全6試合でクオリティスタート(QS)を達成。さらに防御率はメジャートップの0.97をマークした。

しかし試合は、2回にC.ウォーカー、3回にB.シューメイク(28)と今季初被弾を含む2イニング連続被弾。打線は2点を追う8回にK.タッカー(29)のタイムリーで1点を返すも反撃及ばず、大谷の今季3勝目はお預けとなった。

試合後、大谷は「(点を)取られたのはホームランだったので、それ以外は良かったですけど、逆に言えば1本が点に繋がるような、失投だったのかなとは思います」と振り返った。

2イニング連続被弾には「どっちも狙ったとこと逆だったので、それに尽きるかなとは思いますけど。それでもファウルにならずにしっかりとインゾーンには収められてはいるので、打った方も素晴らしかったですし、少し良いスポットに投げれば違った結果にはなったのかなとは思います」と冷静に分析。

投手専念への気持ちの切り替えについては「打てなくても週に1、2回ピッチングの日というのは必ず来るので。気晴らしではないですけど、そこでまた取り返せる機会が来る」と前向きな姿勢を強調。続けて「いい結果だったからと言って過度に喜ぶこともないですし、ヒットが出ていないからといって、たぶんみなさんが思っている以上に悲観しているということもないので、長いシーズン1試合1試合切り替えながら、生活の一部が野球にあると思ってやりたい」と語った。

一方打撃では5試合、24打席連続ヒットなしと不振の大谷。「時期的にこう落ちる時期ではもちろんあるので、その良いところと悪いところを探りながら入ってる期間っていうのは良くはないものですけど」と現状を受け止めた。それでも「フォアボール取りながらもしっかり前向きに、インプレーになったときにいい結果が生まれるためには、しっかりとした構えからしっかりとしたスイングが必要かなとは思っています」と状態の立て直しを見据えた。

また現在、メジャートップタイの14号を放っている村上宗隆(26)についても言及。「なんか打ってるというのは聞いてるんですけど、あまり他の試合は見ていないので、どのくらいなのかなというのはわからないですけど、状態がいいのは素晴らしいことですし、日本人は特に、ドジャースと当たる時以外は頑張って欲しいなとは思っています」とエールを送った。

指揮官のD.ロバーツ監督(53)は「良い登板だった。ストレートは非常に良かったと思う。カーブは今夜はそこまで良くなかったけれど、必要な場面ではスイーパーがしっかり機能していた。7回まで非常に効率よく投げ切ったと思う」と大谷を評価。

さらに「ウォーカーにホームランを打たれたけど、あれは98〜99マイルの内角高めの球で、ウォーカーを褒めるべきだよ。それから左打者へのホームランは、少し低めに入った球がスタンドを越えていった」と話し、その上で「残念ながら勝ちは付けてあげられなかったけど、ブルペンを温存してくれたし、長いイニングを投げて、明日勝つチャンスをしっかり作ってくれたと思う」と大谷の力投を称えた。