福岡の食材を使った宇宙食の開発が進められていて28日、NASAの宇宙飛行士を招待しての試食会が開かれました。

宇宙飛行士「グーグーグー!」
NASAの宇宙飛行士をうならせた料理。
実は、上空約400キロの国際宇宙ステーションで食べることを想定して作られた宇宙食です。

福岡県内の企業が地元の食材を使って開発したもので28日、福岡アメリカンセンターで試食会が開かれました。

和田有加記者
「こちら、はかた地どりともち麦のおかゆです。だしのうまみがきいていてもち麦の食感もあります。宇宙食というより本格的なおかゆです」

一見、ふだんの食事にも見えますが、無重力空間で液体が飛び散らないよう水分を最小限に抑えるなどJAXA=宇宙航空研究開発機構が認証する厳しい条件をクリアしています。
きょうは、NASAの宇宙飛行士チェル・リンドグレン博士も試食して、その味を確かめました。

NASA宇宙飛行士 チェル・リンドグレン博士
「今回試食した昼食は、味・食感ともに非常に素晴らしいものでした」
国際宇宙ステーションに2度、あわせて311日間滞在した経験を持つチェル・リンドグレン博士。
国際宇宙ステーションの長期滞在では、食事はただの栄養補給ではなく、仲間とのチームワークを支える大切な時間でもあると話します。

NASA宇宙飛行士 チェル・リンドグレン博士
「宇宙滞在中は十分なカロリー摂取により筋肉や体調を維持することが不可欠ですが、義務として食べるのではなく、自分が食べたいと思えるものを口にできるというのは、とても大切なことだと感じています」

「はかた地どりともち麦のおかゆ」を開発した 福栄組合 中垣誠社長
「宇宙は長期間いないといけないので、美味しいものを食べて疲労回復してもらってイノベーションを起こしてくれている人たちの一助になれればと思っています」

福岡県は、全国に先駆けて2023年から宇宙日本食の研究開発やJAXA認証取得の支援に取り組んできました。

お粥のほかにもバラエティ豊かな宇宙日本食の開発が進められていて、福岡の食材が宇宙で食される日はすぐそこまできています。














