高市総理が意欲を示す憲法改正をめぐり、いまの国会では初めてとなる討論がおこなわれました。衆議院では憲法改正の発議に必要な議席を持つ与党。議論は進むのでしょうか。
憲法9条が再注目 総理の悲願、進むか憲法改正論議

高市総理
「どのような国を創り上げたいのか、その理想の姿を物語るものが憲法です」
2026年2月の施政方針演説で、憲法をめぐって「建設的な議論が加速する」ことに期待を示した高市総理。
9日、その議論の場となる衆議院の憲法審査会がいまの国会で初めて開かれました。
古屋圭司 憲法審査会長
「これより会議を開きます」

先の衆議院選挙で大勝し、憲法審査会長のポストを野党から取り戻した自民党。会長には高市総理に近い古屋氏が充てられ、人事の面からも議論を加速させたいとの総理の強い思いがにじみ出ています。
意見表明の場で与党は…
自民党 新藤義孝 衆院議員
「論点が整理されたテーマについては順次、条文起草のための検討作業に入っていくこと、改めて各会派の皆様に提案をさせていただきます」

日本維新の会 馬場伸幸 衆院議員
「立法府の使命は自由討議なる堂々巡りをダラダラと続けることではありません」
憲法9条への自衛隊明記を含めた条文を起草する検討作業に入ることなどを提案しました。
一方、初めて審査会の場で党としての考えを表明した中道改革連合は…

中道改革連合 国重徹 衆院議員
「私達は改憲それ自体を目的とする立場には立ちません。他方で現行憲法を固定的に捉え、時代や社会の変化に伴う新たな課題に目を閉ざす立場にも与しません」
憲法改正が必要だと認められるときは真摯に検討していくとの考えを明らかにしました。

衆議院では憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を大きく上回る与党。中東・ホルムズ海峡への自衛隊派遣をめぐって改めて憲法9条の存在がクローズアップされるなか、与野党の議論は深まっていくのでしょうか。














