讃岐の春の風物詩、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」がいよいよあす(10日)始まるのを前に、歌舞伎役者が顔見世する「お練り」が香川県琴平町で華やかに行われました。

のぼりが立って、琴平の町は歌舞伎一色です。

(茅原淳記者)
「満開の桜の下、間もなくお練りが始まります」

こんぴらさんに春本番を告げる「お練り」が出発しました。中村雀右衛門さん、尾上松緑さんら、看板役者たちが人力車に乗って町をまわります。

(観客と役者のやりとり)
「伊達お兄さん!」
「ありがとうございます」
「坂東巳之助だ」
「そうです。私が坂東巳之助です。ありがとう」

(尾上松緑さん)
「私がコロナのあと初めて琴平に来させていただいていますので、これだけ温かく迎えていただけるというのはとてもうれしく思っています」

(中村雀右衛門さん)
「10回来させていただいてね、最初の時からお練りというのはどういうものかなっていうね。最初は初体験だったんですけど、何回重ねてもみなさまの熱い応援を受けられるのでとてもうれしく思っています」

2万2千人の歌舞伎ファンが沿道に詰めかけ、間近での役者との触れ合いを楽しみました。

(訪れた人)
「みっくん(坂東巳之助さん)を見に来ました。応援しに来ました。よかったです。見られてかっこよかったです」
「手を振ってもらって楽しかったです」
「お練りを見たら春が来たなと思うね」

今回は、映画「国宝」で話題の『鷺娘(さぎむすめ)』も見どころのひとつ。出演する、坂東新悟さんです。

(坂東新悟さん)
「金丸座でさせていただくので、金丸座の魅力を最大限引き出せるような、そんな古風な鷺娘にできればなと思っています」

(尾上松緑さん)
「歌舞伎に興味を持っていただけて、ここをスタートにぜひ見に来たいとみなさんに思ってもらえるような公演にしたいと思います」

このあと舞台稽古にのぞんだ役者たち。四国こんぴら歌舞伎大芝居は、いよいよ、あす(10日)初日を迎えます。