霧とサクラの競演です。岡山県美咲町の三休公園で約5,000本のソメイヨシノが満開を迎え、里山を春色に彩っています。

かすみに浮かび上がる可憐な花。約5,000本のソメイヨシノが咲き誇る美咲町の三休公園は早朝から霧に包まれ、幻想的な風景が広がりました。限られた時期にしか見られないサクラと霧の競演。多くのカメラマンが訪れ写真に収めていました。

(早島町から)
「きょうは5時前には起きてました。霧が出ると聞いていたので、霧の中の淡いサクラが撮れればいいかなと思って。こういう景色ってなかなかないので。なんていうか、水墨画みたいな感じ」

日が昇ると、里山は春色に彩られます。1964年ごろからサクラを植え始めたという三休公園。60年以上たった今も町民らの手によって大切に守り続けられています。今年は例年よりも4日ほど早く満開を迎え、家族連れらが思い思いのときを過ごしていました。

(総社市から)
「昨晩9時くらいに寝ようと思ったら、なかなか寝られなくて。興奮してね。だからちょっと寝不足です」
「みんなが仲よくサクラが楽しんでいるのを、われわれが見ると。そういう心穏やかな時間」
(倉敷市から)
(夫)「きょうが誕生日なんです、私の」
(妻)「4月3日、きょうがお誕生日です」
(夫)「今までは仕事でこの時期に見たことがなかったんです、サクラ。やっと(仕事を)リタイアして見られるようになりました」
(妻)「やっと普通にお花見ができるね。よかったね」
(倉敷市から)
「一斉に咲いて一斉に散っていくという、その悲しさもあり、力もありっていうところがすごく好きです」

三休公園では、さくらまつりが12日まで開かれています。あすは、夜桜と花火の競演も楽しめるということです。