アメリカのトランプ大統領は日本時間のあす午前10時からアメリカ国民向けに演説を行います。イランに関する重要情報を伝えるとしています。
ホワイトハウスのレビット報道官はトランプ大統領が現地時間1日の午後9時、日本時間2日の午前10時からアメリカ国民向けに演説を行うと発表しました。演説では、トランプ大統領が「イランに関する重要な最新情報を伝える」ということですが、具体的な内容は不明です。
一方で、ルビオ国務長官は「終わりは見えている。きょうやあすではないが、近づいている」と述べています。
アメリカ トランプ大統領
「2週間か3週間以内にはイランを去るだろう。我々がいる理由がない」
これに先立ち、トランプ大統領は「私がやるべきことはイランから去ることだ」と述べ、近く作戦は終了するとの見通しを示しました。
さらに軍事作戦の目標は「ただ一つ、イランが今後も核兵器を持てないようにすることだ」とし、「その目標は達成された」と主張しました。
また、トランプ大統領は戦闘終結に向けた協議について、アメリカ軍が去る前に合意に至る可能性もあるとの考えを示しています。
一方、イランのアラグチ外相は、中東の衛星テレビ局アルジャジーラのインタビューに応じ、アメリカのウィットコフ特使から直接メッセージを受け取っていると明らかにしました。ただ、「これは交渉を意味するものではない」と述べたうえで、アメリカとの協議については「何も決まっていない」と強調。戦闘終結に向けてアメリカ側が示した「15項目」の提案については「まだ回答しておらず、こちらからも条件は提示していない」ということです。
さらにアラグチ外相はイランは停戦を受け入れず、アメリカによる地上侵攻には「完全に準備ができている」と徹底抗戦の姿勢を示しています。
また、イランメディアによると、ペゼシュキアン大統領が「我々はこの戦争を終結させるために必要な意思がある」と述べる一方で、「侵略の再発を防ぐために必要な保証など、不可欠な条件が満たされることが前提となる」と改めて述べたということです。
こうした中、イランがイエメンの武装組織フーシ派に対し、紅海の船舶への攻撃再開に向けた準備を求めているとブルームバーグ通信が報じました。
今後、ホルムズ海峡に続き、紅海でも航路が脅かされる事態となれば、エネルギー供給や世界経済への影響は一段と拡大するおそれがあります。
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