きょうは3月31日、年度末。いろいろな制度やサービスが変わります。携帯電話ではいわゆる「ガラケー」に代表される「3G回線サービス」がきょうで終わりです。
壁一面を埋め尽くすのは懐かしの「ガラケー」。折りたたみ式やアンテナを伸ばすものなど、その数はなんと、およそ8000台です。こちらの電器店では、ガラケーを販売し始めた25年前から処分するガラケーを展示。
わたでん 渡邉政直 社長
「今の若い人はデビューからスマホだから、ガラケーの世界を知らないんですよ。見に来た人が、自分のお父さんがこれ使ってたとか、僕の彼女はこれを使ってたというのがあるじゃない」
日本独自に進化を遂げた「ガラパゴス携帯」=“ガラケー”。
「使ってました。メール、デコメとか、動くやつ。今だと電話めっちゃできるけど、当時はお金かかるからできない感じが初々しかったなと思います」
このガラケー。実はあすからほとんどが使えなくなってしまいます。その理由が「3G回線」のサービス終了。今や5Gが当たり前の時代ですが、始まりは…
記者
「こちらが世界初の携帯電話1Gのショルダーフォンですが、2Gのデジタル携帯電話の時代を経て、こちらがいわゆるガラケー3Gのサービスです」
いまから、25年前。NTTドコモが「FOMA」として世界で初めて実用化に成功した「3G」。
NTTドコモ歴史展示スクエア 兼平泰之 館長
「2Gだと通信速度に限界があって、そういう意味では2Gで助走して3Gで一気に花開いた」
2Gから3Gに進化した際、通信速度は500倍と爆発的な速さに。この通信のスピードアップが、日本を席巻するガラケーのサービスを生み出します。
こちらは当時のガラケーを取り扱ったニュース。取り上げていたのは…
「例えば2のボタンには『か』と『ABC』が表記されています。このボタンを押すごとに『カ行』の文字を打て」
なんとガラケーでの文字の打ち方。
「〔Q.(メールに)どんなことを書いているの?〕くだらないよね。すぐ隣の隣にいるのに『お昼なに食べに行く?』とか」
女子高校生には手放せないアイテム。通信速度が速くなったことで…
2001年
「テレビ電話初めてなので、喋っている時に相手を見ることができたらいいな」
相手の顔を見ながら通話できるテレビ電話も実現。
スマホ時代につながる土台を築いた「3G」。きょうで四半世紀の歴史に幕を下ろすため、機種変更の“駆け込み”も。
機種変更に来た客
「この当時は日本の携帯メーカーがすごく元気で、自分の好きなメーカーとかいろいろあった。今、海外のメーカーに頼らざるを得ない感じなのが残念」
NTTドコモによりますと、現在も3G回線の契約者はおよそ25万人。端末はあすで自動解約になるということです。
時代の変化とともに、役割を終えることになった「ガラケー」。
わたでん 渡邉政直 社長
「電波が変わって便利になっていくんだからいい。別にそんなノスタルジックに考えなくていい。だけど、こういう時代があったんだと僕たちは示したい」
4年後の2030年には早くも「6G」の時代へ。「ガラケー」→「スマホ」の次にどんな未来が待っているのでしょうか?
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