卒業証書を偽造した罪などで在宅起訴された静岡県伊東市の田久保真紀前市長について、刑事告発した伊東市議会の正副議長は「司法の場でしっかりとした審議していただいて、卒業証書も提出してもらいたい」と話しました。

田久保前市長は、学歴を偽るため2025年5月29日から6月4日までの間に、偽の印鑑を作ったうえで大学の卒業証書を偽造し市議会の議長らに見せたなどとして、有印私文書偽造・同行使、地方自治法違反の2つの罪で3月30日、在宅起訴されました。

田久保前市長の在宅起訴を受けて3月30日、報道陣の取材に応じた伊東市議会の中島弘道議長は、「しっかりと司法の場で公正な審議をしていただいて、卒業証書も提出してもらえれば」と話しました。

また青木敬博副議長は、「広報いとうに間違った情報が載ったことにしろ、19.2秒にしろ、チラ見せにしろ、全ては卒業証書から始まっているので、司法の場で卒業証書をしっかりと出してもらいたい」と話しました。

また伊東市の杉本憲也市長は、「しっかりと真実が明らかになり、皆さんに納得のいくような形で裁判が進んでいくことを願っております」と話しました。

伊東市は現在、田久保前市長の約192万円の退職金を市の条例に基づき支給を差し止めていて、今後の裁判で有罪となり、拘禁刑以上が確定すると退職金を支給しないことになっています。

また伊東市は、田久保前市長が有罪判決を受けた際は、田久保前市長に対して損害賠償請求を求めることも検討しているということです。