リニア中央新幹線の静岡工区をめぐり、静岡県がJR東海に示していた課題に対する対策案がきのう、県の専門部会ですべて了承されたことを受け、金子国土交通大臣は「大きな節目を迎えたことは感慨深い」と述べ、早期着工に意欲を示しました。

リニア中央新幹線の静岡工区をめぐっては、静岡県が28項目の課題を着工の前提条件として提示していました。

きのう開かれた県の専門部会で、JR東海による対策案がすべて了承され、県とJR東海によるおよそ10年にわたる議論が節目を迎えました。

これを受け、金子国土交通大臣は、けさの会見で「県とJR東海の対話を促すなど、継続的に支援してきた」としたうえで、「大きな節目を迎えたことは感慨深いものがある」と述べました。

着工までには、JR東海による地元住民への説明や、県への工事計画書の提出などの手続きが残っていますが、金子大臣は「丁寧かつスピード感を持って進められることを期待している」と早期の着工に期待感を示しました。

静岡県の平木副知事は、きのう、年内着工もあり得るとの見解を示していますが、今年中に着工した場合でも開業は2036年以降になる見通しです。