大手百貨店のそごう・西武は、「西武渋谷店」を今年9月に閉店すると発表しました。かつての渋谷のシンボルが58年の歴史に幕をおろし、渋谷の街から「百貨店」が姿を消すことになります。
そごう・西武によりますと、閉店するのは「西武渋谷店」の売り上げの6割を担う、販売のメインである「A館」と「B館」で、今年9月末に営業を終了するということです。
「ロフト館」や無印良品が入る「モヴィーダ館」は営業を続ける方針で、西武渋谷に勤務する社員の雇用は継続し、配置転換をおこなうとしています。
そごう・西武は理由について、「20年近くにわたって、土地建物権利者との間で店舗全体の再開発の協議を続けてきたが、要望は叶わず賃貸借契約で合意できなかった」と説明しています。
西武渋谷は、1968年に若者の街、東京・渋谷区の渋谷駅前に開業。都内の主力店に位置づけられ、ファッションの発信地として営業を続けてきました。
しかし、渋谷では2010年代から再開発が進み、大規模な商業施設の開業など競争が激化。西武渋谷は、直近では高級ブランドなどテナントの撤退が相次ぎ、営業利益は赤字が続いていました。
これで、そごう・西武が東京で営業を続ける百貨店は「西武池袋本店」のみになります。
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