「ふるさと再発見長崎ばーどアイ」今回は西海市崎戸町に点在する個性的なバス停「お魚バス停」を訪ねます。普段は見ることのできない角度から、長崎県内の日常風景に潜む表情を丁寧に切り取ります。

約30年前、町内4か所に設置ー道沿いに佇む魚たち

西海市崎戸町。丘陵と海に挟まれた道路沿いに赤い巨大な魚のオブジェが並んでいます。約30年前、町内の4か所に設置されたというこのバス停は、地域の人々にとって長年親しまれてきた風景の一部です。

SNS映えスポットとして人気に

ピンク色のオブジェは大きな青い瞳を2つ持ち、道行く人を静かに見つめています。背後には木々と車が並び、日常的な郊外の光景と魚の造形が対比をなしています。近年ではSNS映えスポットとしても人気を集めており、遠方からも訪れる人がいると伝えられています。

1か所だけ、マダイのバス停も―海辺の景観に溶け込む

個性4か所のうち1か所には、マダイを模したバス停が設置されています。歩道に置かれたピンク色のオブジェは、遠景に広がる海と島々を背景に、穏やかな存在感を放っています。海と陸、人工物と自然という対比の中に、魚型のバス停はごく自然に収まっています。

魚型の待合所―日常に潜む、西海市らしい表情

コンクリートの広場に立つバス停は、魚の形をした待合所として実際に機能しています。背景には建物と花壇が広がり、日なたの中に落ち着いた色彩が並んでいます。

約30年前から根付いた「お魚バス停」は、地域の日常風景に静かな個性を添え続けています。