今週の福島県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり192円あまりで、前の週よりも30円近く値上がりし、2004年の調査開始以降、過去最高となりました。

県石油商業組合・小林勝副理事長兼参事「記憶にはないくらい、東日本大震災の時にこういう供給不安があったが、あれに匹敵するくらいの感覚を今持っている」

福島県内のガソリンスタンドを経営する事業所で作る県石油商業組合は、こう危機感を募らせます。

県石油商業組合・小林勝副理事長兼参事「安定供給が至上命題ですから(ガソリンが)ないという状況には絶対するわけにはいかないので、私たちも一緒で元売りも一緒の考え方なので市場にはあまり出さないという状況」

異次元とも言える現在のガソリン価格は、値上がりする前に発生した先週の駆け込み需要も関係していると指摘します。

県石油商業組合・小林勝副理事長兼参事「すぐに無くなって高い石油を買わざるを得ないのが我々の立場で、すぐに仕入れてみなさんに高い値段を示した途端に閑古鳥が泣いた。(値上がり後の在庫が)非常に余っている。残っている」

政府は、16日から備蓄していた石油の放出を始めたほか、20日の出荷分から元売りに対して補助金を投入するとしています。政府が手を打つなかで、今後のガソリン価格の行方は…。

県石油商業組合・小林勝副理事長兼参事「今の在庫を消化して来週の頭から下がってくるのが多いのではないか。170円台中盤から170円少し切るくらいのスパンで落ち着くのでは」