長崎県内の多くの公立小学校で卒業式が行われました。少子化の影響で今年度末に150年の歴史に幕を下ろす長崎市の手熊小学校では、最後の卒業生5人が慣れ親しんだ学び舎から巣立ちました。

150年の歴史に幕…最後の卒業証書

今年度で閉校となる手熊小学校。最後の卒業式では、保護者や在校生が見守るなか、5人の卒業生が卒業証書を受け取りました。

式では卒業生たちが「友達とのコミュニケーションを頑張ります」「定期テストでは良い成績を取りたいです」「将来の夢は心理カウンセラーになることです」と、中学校生活や将来に向けたそれぞれの決意を語りました。

高木留美子校長は「手熊小学校最後の卒業生であることを誇りとし、今後一人ひとりが美しく大きな輝く花を咲かせられるよう、自分の道を切り拓いていってください」とエールを送りました。

最後のホームルーム「家族みたいな感じ」

式の後、教室に戻って行われた最後のホームルームでは、友人や保護者へ感謝の言葉が贈られました。

児童たちからは「いつもそばで寄り添ってくれたおかげで、安心して何でも一番始めに相談できました」「バスケの試合でお母さんの声が聞こえたから、シュートが入った。とてもうれしかったよ、ありがとう」といった真っ直ぐな言葉が伝えられ、保護者からも「小学校の卒業式でこんなに泣くとは思いませんでした。感動です」と涙ぐむ声が聞かれました。

卒業生 岩永怜士さん
「5人が同じ教室で毎日過ごしてたんで、家族みたいな感じでした」
卒業生 川原泉美さん
「まず『寂しい』が来るけど、色々頑張ってきた活動もあったので、全力でやり切ったと思います」

150年という長い歴史を刻んだ手熊小学校。最後の卒業生5人は、たくさんの思い出と誇りを胸に、学び舎を後にしました。

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