オリンピックを終え、競技生活に別れを告げた2人のメダリスト。新たな船出に、それぞれの思いはー

五輪で金・銀・銅獲得 スピードスケート佐藤綾乃選手(29)

15日自身のSNSを通じて、現役引退を表明したスピードスケート・佐藤綾乃選手(29歳)。きょう17日、地元の北海道厚岸町役場を訪れました。

昨年12月ぶりに地元に戻った佐藤選手(右)

佐藤綾乃選手
「帰ってきたなあ、温かい町だなといつ帰っても感じる。『遅い時間の中パブリックビューイングにいって応援してくれてたよ』とかは五輪中も耳にしてたので、そういう声や応援してもらっていること自体が私の背中を強く押してくれたのでメダルをつかみとれたと改めて思います」

団体パシュートでは、オリンピック初出場となった平昌大会で金メダル、 その後銀、銅と3大会連続でメダル獲得。

個人でも北京大会では女子1500mで4位に入賞し、2022年にはワールドカップ総合3位。

幕別町出身の髙木美帆選手とともに スピードスケート界を牽引してきました。

佐藤綾乃選手
「私としては北京大会で引退を考えていたが、その時は年齢も若く、逆に辞める理由としてあまり強い理由がなかった。とりあえずスケートを続けようと始め、1年やる中で改めて北京の1500mや団体パシュート銀メダルを悔しいと思うようになってミラノ・コルティナ五輪を目指した。(ミラノ・コルティナ五輪まで)4年間やっていく中できっとこれが最後だと何となく自分の中では感じてはいて。今季の始まりの時に引退するから自分の持つことを出しつくそうと決めた」

「色々な記録を出して経験してきた中で、五輪3大会三つのメダルは何にも代えられない大きな結果というか証拠というか誇りであると思う」

今後は所属企業ANAの社員として新たな世界に飛び込む佐藤選手。

初めてスケート靴を履いたのは3歳。26年間の競技人生を振り返ると。

佐藤綾乃選手
「私のスケート人生は上手くいくことばかりでなく、山あり谷ありのスケート人生だったが、日の丸を背負う経験も、生きてて出来ることではなく、26年間振り返ったときに貴重な経験していたと思う。今の自分を作り上げてきものがスピードスケートだと思うしそれがすべて。人脈やつながりを感じていることが多かったのでそこに一番感謝したい」