来年度予定されている原爆資料館の展示更新に向け2月に長崎市が示した展示解説パネルの原稿案などに対し、市民団体が改善・修正するよう申し入れました。

申し入れをしたのは「世界に伝わる原爆展示を求める長崎市民の会」です。

2月に長崎市が示した展示解説パネルの原稿案では、旧日本軍による南京侵攻について現在の歴史教科書の記述などを踏まえ「南京事件」と表現しています。

これに対し市民団体は、研究の第一人者が「南京事件は南京大虐殺事件の略称」との見解を示しており、アジアの人々の理解を得るためにも「大虐殺」の表記を残すことなど6点の修正を求めました。

崎山昇さん「教科書に沿うということではなくて、国際社会の中でどのように受け止められるかということを考えた上でやっぱり展示をしていただきたい」

原爆資料館の展示更新は今年8月から9月以降に着工予定で、長崎市は来年度の運営審議会で引き続き解説パネルの文言を検討し、夏ごろをめどに原稿をかためるとしています。