防衛省は海上自衛隊の1等海佐について、安全保障上の重要機密である「特定秘密」を漏らしたとして懲戒免職の処分を実施しました。「特定秘密」漏えいの疑いが明らかになるのは初めてです。
「特定秘密」を漏らしたとして、きょう付けで懲戒免職の処分を受けたのは、海上自衛隊の井上高志・1等海佐(54)です。防衛省によりますと、情報提供を受け自衛隊の捜査機関にあたる警務隊が捜査を行ったところ、井上1佐はおととし、元上司の海上自衛隊OBの要求に応じて、日本周辺の情勢に関して収集した情報などの「特定秘密」を漏らしたことが判明したということです。
警務隊は「特定秘密保護法」違反の疑いなどで井上1佐を横浜地検に書類送検しました。
また、このOBは、講演などで利用するために情報提供を求めたと話しているということですが、OBからの更なる情報漏えいは確認されていません。
「特定秘密」とは安全保障に関わる機密情報で、特定秘密保護法に基づき政府が指定していますが、漏えいの疑いが明らかになったのは今回が初めてです。
注目の記事
「とにかく餅」正月の食べ方に注意 血糖値が急上昇?!糖尿病専門医が警鐘 2個でご飯茶碗1杯 おせち1食で塩分10g超も

「元上司らに殺害された夫、遺体はクリスマスに帰ってきた」社会から忘れられていた「被害者家族」戦い続けた妻の20年

「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると









