防衛省は海上自衛隊の1等海佐について、安全保障上の重要機密である「特定秘密」を漏らしたとして懲戒免職の処分を実施しました。「特定秘密」漏えいの疑いが明らかになるのは初めてです。
「特定秘密」を漏らしたとして、きょう付けで懲戒免職の処分を受けたのは、海上自衛隊の井上高志・1等海佐(54)です。防衛省によりますと、情報提供を受け自衛隊の捜査機関にあたる警務隊が捜査を行ったところ、井上1佐はおととし、元上司の海上自衛隊OBの要求に応じて、日本周辺の情勢に関して収集した情報などの「特定秘密」を漏らしたことが判明したということです。
警務隊は「特定秘密保護法」違反の疑いなどで井上1佐を横浜地検に書類送検しました。
また、このOBは、講演などで利用するために情報提供を求めたと話しているということですが、OBからの更なる情報漏えいは確認されていません。
「特定秘密」とは安全保障に関わる機密情報で、特定秘密保護法に基づき政府が指定していますが、漏えいの疑いが明らかになったのは今回が初めてです。
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